サブスクリプションとは?
ここ数年、サブスクリプション (略して‘‘サブスク‘‘)と呼ばれるビジネスモデルが大きく注目されております。
今回の記事では、サブスクリプションについて説明していきます。
サブスクリプションは、簡単にいうと、月額課金制のビジネスモデルです。
これまでの「商品やサービスに代金を直接支払う」という形ではなく、『商品やサービスの利用期間(権利)に対して』代金が支払われる、継続的にお客様に課金して頂くビジネスモデルとなっています。
これまでの定額制との違い
これまで「定額制」、または「定期購入」といった定義で、何かしらの商品・サービスに加入したり購入したりする形のビジネスモデルは以前から存在していました。主に、新聞や携帯電話、健康食品などがその代表例ではないでしょうか。
なので基本、サブスクリプションは、これらの定額制と同じ意味ではあります。
ただ、サブスクリプションは更に踏み込み、『顧客満足度』の観点も含まれております。
近年、『信用・信頼』が重要とされる現代において、サービス形態・料金・アフターケアなど、「単にお金を払ってもらう」というだけではなく、『今後のお客様との良い関係制の構築』もサブスクリプションには含まれております。
サブスクリプションの代表例
現在のサブスクリプションの主な代表例としては、『動画配信サービス』『電子書籍の読み放題』、他にも「ファッションブランド品や家電製品」などモノを借りれるサービスなど、幅広くサブスクリプションのサービスは存在しています。
あと、近年大きく流行っている『オンラインサロン』などもサブスクリプションに該当します。
お客様が「選ぶ」基準
どの商品・サービスにおいても、お客様は「ベネフィット」(顧客が商品・サービスから得られる良い効果)を意識しています。
とくにサブスクリプションにおいては、「自分が得られる効果・価値」次第で「継続して商品・サービスがほしいか」が決まるので、ベネフィットはとても重要です。
そして最近では、このベネフィットにプラスして、「ビジョン」も重要視されています。
近年、商品・サービス提供者側のビジョン(成長の構想や未来像)が、お客様に共感される時代であり、ビジョンもベネフィットと同様に、商品・サービスを「選ぶ基準」、また商品・サービスを「継続する基準」となっています。
もしサブスクリプションを始めるなら
サブスクリプションは、今とても注目されている収益モデルの一つで、企業に限らず個人でもチャレンジできる、可能性のあるビジネスモデルです。
ただ、サブスクリプションを行っていく上では、以下のことをしっかり判断し決めていく必要があります。
●自分がお客様に提供できる「価値」
●お客様の「ベネフィット」
●お客様が共感する「ビジョン」
いかにして、お客様に自分の「価値」を与えながら「ベネフィット」や「ビジョン」を感じ、『継続』を長く続けてもらえるか!
継続してもらい、いかにお客様に好んでもらえる商品・サービスを目指すかが、サブスクリプションを取り組んでいく上での鍵となります。
これから益々増える、サブスクリプション型の商品・サービス。
今一度、サブスクリプションを勉強することで、更にあらゆるビジネスの可能性が見えてくるかもしれませんね。